設立の背景と歩み

全国統一のシンボルマーク(通称Jマーク)を制定

平成7年(1995年)6月に、乾しいたけの関係団体が集まり、国産乾しいたけの全国統一のシンボルマーク(通称Jマーク)を制定し、日本産乾しいたけの美味しさ、良さを宣伝する組織として発足しました。

その後、平成10年3月には、生産者、生産者団体、椎茸市場、流通業者、種菌メーカーなど乾しいたけの関係者、関係団体を網羅した全国組織となり、日本産原木乾しいたけのシンボルマーク普及と消費宣伝活動を展開しています。

※詳細は「シンボルマークについて」のページをご覧ください。

椎茸にかかわる業界が各々の立場を超えて「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」を組織

設立当時は大量に輸入される安価な中国産、生産者の高齢化等から縮小を続ける国内生産、食生活の変化や長引く経済不振で低迷する消費者需要等の背景があり、とりわけ国産消費需要の低迷に伴う市場価格の下落、この事によって惹起された国産生産量のさらなる減少など乾椎茸業界を覆う危機的な状況にありました。

このため、生産者、生産者団体、流通業者、種菌メーカー等の異なる業界が利害相反する各々の立場を超えて一致協力し、椎茸にかかわる業界が組織した「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」を核にして、シンボルマークの貼付やTVコマーシャルの放映、交通広告、新聞雑誌等の媒体への広告宣伝活動を行うこととなりました。

「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」の目的は、ひとえに国産原木乾しいたけの消費宣伝事業を推進し、消費拡大ならびに産業界の活性化を図ることにあります。