学校食育推進支援事業―学校食育教材用「しいたけほだ木」提供
事業の目的
この事業の目的は、ほだ木の管理や、発生する「しいたけ」にじかに触れる事によって、食材にかかわる学習や児童・生徒の「しいたけ」への身近な理解を深めることです。
そして、それらを通じて、学校給食での国産原木乾しいたけ利用促進と、さらには学校と家庭を結びつけること(家庭への浸透)によって、国産原木乾しいたけの消費拡大をはかることです。
事業の対象と提供ほだ木等
- 事業の対象は、大都市を中心とした全国の小・中学校の学級単位か学年単位の児童・生徒です。
- 事業実施の学校数は、年度5~8校程度を予定しています。
- 提供するほだ木の本数等は、対象児童・生徒数に応じた「しいたけほだ木」(おおむね50~100本程度)
と防風ネット等必要資材です。
教材用資材、テキスト、パンフレット類は準備させて頂きます。
申請~ほだ木搬入までのスケジュール
- 『申請書』による申請(事業実施年の前年8月末締め切り)
※申込みは「ほだ木提供事業実施計画申請書様式(令和版)」(PDF) - 委員会による書類選考と結果通知(事業実施年の1月中に通知)
- 事業実施校でのほだ木の置き場(ほだ場)の選定・下見(9月中)
- ほだ木搬入・ほだ場設置(スケジュール調整により、10月中に完了)
ほだ木から、しいたけが発生する時期と期間は?
- 提供するほだ木は、生産農家が1年以上も大切に育て上げたほだ木です。
- 10月に搬入した場合、年内(1ヶ月くらいの間)に1回目のしいたけ発生があり、翌春に本格的な発生が
みられます。しいたけは、一般に春と秋に「しいたけ」が発生します。 - その繰り返しで、上手く栽培管理をすれば約4年間程度はしいたけの発生がみられます。
大切に愛情をこめて育てていただきたいと思います
学校側にお願いしたいことは・・・
- 児童・生徒に対する簡単な栽培管理の指導(専門家のアドバイスを伝える)
- 総合学習等での「乾しいたけ」授業の実施
- 学校ホームページへの定期的掲載(発生の様子など最低年4回程度)
- 簡単な栽培記録と報告(年2回程度)
- 栽培しいたけの学校給食への活用 ※教室の窓ぎわ等で、日光浴(乾燥)させてからお使いください。
- 栽培しいたけの家庭への持ち帰りと家庭へのしいたけ料理実習の依頼(メニ ューと感想)
- 「乾しいたけ簡単アンケート」への事前・事後の協力(アンケート対象は児童・生徒)
※ほだ木搬入時には、児童・生徒の皆さんに、「しいたけ」に親しみをおぼえていただく意味から、ほだ木搬入時のほだ木運搬の手伝い等(実体験)をお願いします。また、ほだ木搬入時には、しいたけやほだ木管理について、専門家から児童・生徒に対し説明する時間を設けてください。