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“著名な日本料理店で乾しいたけ料理を味わう会”を開催

さる7月29日(日)、東京都板橋区蓮根の著名な日本料理店「よし邑」において、「(一社)だしソムリエ協会」と連携し、“7月7日は乾しいたけの日”の応援イベントと銘打った乾しいたけ料理を味わう会を開催しました。

当日は、先ず、3種類の“乾しいたけだし”の味比べを行いました。日本産原木乾しいたけの①“どんこ”と②“こうしん”そして中国産③“菌床乾しいたけ”です。筆者の舌には、①は香りと味が鋭い、②は香りも味も奥深くまろやか、③は香りも味もほとんど無い、ように感じました。その後、“先付”から順に供される乾しいたけを使った7種類の料理を総料理長の冨澤浩一氏の話を伺いながら食しました。また、同氏は農林水産省の日本食普及親善大使も務めておられ、日本食の海外での普及状況や問題点など幅広いお話しも伺うことができました。

いづれの料理も手間をかけた本格的な日本料理でどれも美味しく大満足の食事会となりましたが、その中でデザートの前の“食事”には、総料理長いわく“B級グルメ的チャレンジ”の「椎茸フライ丼」が供され「出汁割ソース」の香りと味が印象に残った一品でした。

台風一過の中、出席された26名の皆様が原木乾しいたけの美味しさ、食材としての奥の深さを再認識できた大変有意義なイベントとなりました。

ご参会の皆様、「よし邑」の皆様、ありがとうございました。

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