11月6日(金)、東京都小平市の小学校において、しいたけのほだ木の提供ときのこの出前授業を実施し、2020年の食育支援の取組みを無事終了しました。
食育基本法が施行された翌年の2006年から日本産・原木乾しいたけをすすめる会は、学校がすすめる食育を支援するため、①しいたけのほだ木提供(しいたけの原木栽培方法を指導)や、②きのこの出前授業(きのこが森にとって大切な役割を果たしていることなどを学び、いろいろな種類のきのこの実物に触れることができる)に取り組んでいます。本年は二つの小学校と一つのこども園にほだ木を提供し、二つの小学校では出前授業を行いました。本年は新型コロナウイルス感染防止のため、各クラスごとの対応が求められたため、例年の2~3倍の時間が必要となりましたが、無事に終了することができました。
この取組みの2006年~2020年の合計実績は、延べ学校(園)数:96、延べほだ木本数:6,850となりました。
11月6日の当日は、クラスごとに①ほだ置き場にほだ木を運び、②多目的室で出前事業を行うという方法で実施し、子供達は菌床栽培の色々なきのこや、サルノコシカケ、冬虫夏草の一種のカメムシタケも展示され、触ることができたことから大盛況となりました。また、原木乾しいたけの香りを好きという子供が大変多かったことに意を強くしました。