日本産・原木乾しいたけをすすめる会は、学校がすすめる食育を支援するため食育基本法が施行された翌年の2006年から、子供達がしいたけの原木栽培に触れられるように“しいたけのほだ木を提供”するとともに、きのこが森にとって大切な役割を果たしていることなどを学び、いろいろな種類のきのこの実物に触れることができる「きのこの出前授業」に取り組んでいます。
令和6年度の食育支援は、小学校3校で実施しました。新しくほだ木を導入した学校が1校、ほだ木の一部を更新(2年前に設置したほだ木が古くなりきのこが発生しなくなったため)した学校が1校、昨年度設置したほだ木の天地返しを行った学校が1校となりました。また、全ての学校において「ほだ場(ほだ木を設置している場所)」での現場学習の後、 座学の「きのこの出前授業」を行いました。
子供たちがほだ木への水やりなどを通じてしいたけを身近に感じ、収穫を体験することによって喜びを感じ、学校給食や家庭でしいたけ料理を楽しく・美味しく食してもらう、等々を念じて取組みをすすめています。
取組みを始めてから今年で19年目となり、これまで延べ105校(園)に7,481本のほだ木を提供してきました。設置後3~4年経過した後、新しいほだ木に更新しながら学校として「しいたけの原木栽培を利用した食育活動」に継続して取り組んでいただくよう、設置後のほだ木管理のお手伝いにも取り組んでいます。
【原木しいたけ発生状況の説明
【ほだ木の設置風景】
【出前授業の様子】
【きのこに触れてみよう!】