“日本産・原木乾しいたけで免疫力UP!”
“Webリモート教室”を開催
今年は、当会も3月以降は新型コロナウィルス感染予防のため、人々が集合するイベントなどは全く開催することができませんでした。従来7月7日前後の日に実施してきた「だしソムリエ」の皆様による “7月7日は乾しいたけの日の応援イベント”についても感染状況を考慮しながらの実施となりました。このたび、その第一弾として“Webリモート教室”が開催されましたので、HPにその模様を掲載します。今後も数ヶ所で内容や手法は異なりますが、実施する予定となっています。
8月25日(火)と26日(水)の二日間、東京都新宿区百人町の「天塩会館」をホームスタジオとして「だしソムリエ」の前原淑子氏によるWebリモート教室が開催されました。
“日本産・原木乾しいたけで免疫力UP! 免疫力を上げる「自家製発酵調味料」を作ろう!”と銘打って、乾しいたけを使った発酵調味料と、これをトッピングなどに使った簡単料理が紹介されました。
当日は、事前に各家庭に届けていた材料・資料(しいたけキット)に基づき ①なぜ7月7日が「乾しいたけの日」と定められたのか ②しいたけ栽培には原木栽培と菌床栽培の2種類があること ③乾しいたけには食物繊維やビタミンDなど保健成分が豊富に含まれていること、などを座学で学んだ後、それぞれの参加者とWeb上で材料をチェックしながら調味料作り、料理作りのデモンストレーションを行いました。
作った調味料は「発酵乾しいたけ醤(ジャン)」「乾しいたけトマト醤(ジャン)」「乾しいたけの乳酸発酵漬け」「乾しいたけ塩」で、その後これらを使って「梅醤番茶」「ズッキーニのオーブン焼き」「肉みそ」「アルデンテ野菜のディップ」「かきたま汁」「ラッシー」を作りました。
なお、「乾しいたけ塩」では、粉状にした乾しいたけを使用しましたが、乾しいたけの粉にはグアニル酸が含まれており、2019年NHK「ためしてガッテン」で紹介されたアイスクリームにかけるなど、旨味の相乗効果が期待できるため色々な料理の仕上げに重宝であるとの紹介もありました。
乾しいたけを使った“醤(ジャン)”は、まさしく万能調味料であると確信したリモート教室でした。参加者の皆様、ありがとうございました。また、Webリモート開催で「天塩会館」の皆様お疲れ様でした。